だれにでも かんたんに 確実な検査ができる、センシメディアSM がお薦めです。
〇検査キットだけで、微生物自動迅速検出装置と同等の検査が実施できます。
センシメディアは、試料中の菌数と検出時間の関係において液体培地の性能がよく把握されている再現性のよい検査用具です。大腸菌群の陰性を迅速に確認することを目的に使用される大腸菌群迅速検出キットであるセンシメディアは、目的に応じて性能が設定してあります。センシメディアは定性試験に適していますが、検出確率を上げるためにも、試料の量は最低1ml以上添加できるように各種のタイプを用意しています。検査を全自動化するため、センシメディア用 微生物 迅速検出装置 Biomatic VDCS を用意しています。
センシメディア SM シリーズには、大腸菌群の検出性能が異なるものが大きく分けて次の4種類あります。ご希望の用途に合うものをお使いください。
試料1ml添加して適切な温度でそれぞれの用具の検査プロトコル時間まで培養します。菌が検出されたら、センサーが黄色に変わります。
キャップを開けて、試料を入れるだけです!
いずれのセンシメディアも芽胞菌などは検査プロトコル中では反応しないように抑制されています。
特に、公定法のBGLBは抑制が一番強いのですが、その分、検出時間が遅れます。
製品番号 |
製品名 |
菌10の3乗 検出時間 |
1微生物 検出時間 |
---|---|---|---|
SM016 | 腸内細菌 |
7.5h |
9.5h |
SM002 | 大腸菌群 |
8.5h |
11.0h |
SM031 | ECブロス |
10.5h |
13.5h |
SM019 | BGLB |
12.5h |
15.5h |
※ 検出時間を過ぎれば大腸菌群陰性として検査を終了できます。
※ 24時間の検査プロトコルであれば、上のどのセンシメディアを使用しても
確実な大腸菌群陰性検査ができます。
※ グラフは、寒天培地用 MicroBio μ3D でコロニーを正確にカウントし、
補正されています。
その他、 乳糖ブイヨン(SM018)や EE ブイヨン培地(SM028)のセンシメディアがあります。目的に応じてご利用ください。(※ ご希望の培地によるセンシメディアが提供できますので、お問合せください。)
どのセンシメディア(SM,SML)も センシメディア用 微生物 迅速検出装置 Biomatic VDCSを採用すれば検査を全自動化できます。菌が検出されるとスマートフォンにemailなどで通報できます。
夜勤廃止も可能です。
センシメディア SML シリーズを使用すると、大腸菌群陰性試験が''試料5ml以上を添加して実施できます。
SML016 腸内細菌用 (試料5ml添加用)
基本性能は、SM016 と同じです。5ml試料を添加できますが、試料によってはそれよりも多量に添加できます。
SML016-20 腸内細菌用 (試料20ml添加用)
キャップを開けて、試料を入れるだけです!
センシメディア試料20ml添加用 腸内細菌検出用で、基本性能はSM016と同じですが、試料を20ml添加できるように設定されています。 牛乳を例に挙げます。牛乳20ml添加 陰性 牛乳を20ml入れて大腸菌検査を実施しますと、 牛乳20ml添加 培養後陽性 大腸菌が検出されたとき、センサーが黄色になります。試料を20ml添加するので、1mlのときと比べて検出確率が20倍になります。
大腸菌群陰性 試験前 |
牛乳試料20ml添加後 培養して陰性 |
牛乳試料20ml添加後 培養して陽性 |
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SML002 大腸菌群用
このセンシメディアの基本性能は、SM002と同じです。
SML002P 大腸菌群用(油脂系用 例 マーガリン、バターなど)
マーガリンやバターといった試料は液体培地には溶けにくいので、レシチンとポリソルベートを規定量配合しています。
試料を固形状で添加しても良く溶けます。
定性試験用 ビデオモニター方式
センシメディアは、単体で迅速な微生物検出ができますが、センシメディア用 微生物 迅速検出装置 Biomatic VDCSを使用すれば、検出が自動化でき、検出時には自動通報されます。