透視能力 (肉片下のコロニーも検出・計数できます)
マイクロコロニー法 (pdf download) でその能力が説明されています。
[タイムラプス影像解析に基づく]
コロニーの陰影を検出していますので、ハンバーグのような薄い肉片の下のコロニーは目視では見えなくとも検出はできます。長時間培養すれば、コロニーが脇からはみ出してきましので確認はできます。
正確な菌数測定が可能
例えば、上図のように、食物残渣の下に隠れているコロニーを検出することも可能です。
0時間目に取得された3Dデータだけでは、コロニーの存在は確認できませんが、18時間目に取得された3Dデータと0時間目に取得された3Dデータとの差を比較することで、食物残渣の下に2個のコロニーが存在することが明確に確認できます。
(目視や写真ではコロニーは確認できません。)
このことは、残渣の多い試料のコロニーカウントのケースでは、目視確認よりも正確であることを意味しています。