マイクロバイオ社は、「培養」をテーマに掲げたバイオ関連機器及び用具の研究開発型企業で、主として微生物検出装置と検査キットの製造・販売をいたしております。
当社は培養の数値化を推進しており、最も信頼性が高く、微生物検査の標準法である液体培地や寒天培地を使用した従来の培養法を、国内外で例のない自社技術でそのまま全自動化し、迅速で確実な微生物検出を実現しています。
当社のシステムを採用すれば、いろいろな微生物を検出できるだけでなく、その菌の増殖程度をグラフで表現することができますので、菌の性状を半導体の特性グラフのように扱うことができます。
また、嫌気性菌も好気性菌も同じように扱うことができ、高温領域の培養までも全自動迅速検出が可能になっていますので、標準とされる従来法が “万能” になっています。
さらに、全自動、リアルタイムモニター、自動通報、遠隔操作などの便利な機能も兼ね備えています。
当社のシステムは、産業界の製造現場や医療界では検査に、大学や研究所では研究に、当社のような微生物検査用具や機器のメーカーでは開発や品質管理・評価にと、幅広く利用されています。
生菌を扱う当社技術は、動植物の細胞培養などにも容易に転用できますので、微生物の分野だけに限らず、将来、植物工場の構築や再生医療分野などへと、幅広く役に立つものと確信しております。
当社は、培養の技術革新を通じて、生活の質の向上に貢献できますよう、自社独自のユニークな先端的技術の更なる改善に努力を重ねています。
“培養で、より良い生活を” これが当社の願いです。
代表取締役 CEO 社長
博士(工学) 小川 廣幸
社 名 |
マイクロバイオ株式会社 |
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本社・研究所・工場 |
〒989-3204 仙台市青葉区南吉成6丁目6-3 |
カスタマー サポ-ト センター (営業、保守) |
〒105-0004 東京都港区新橋6丁目10-2 |
創 業 |
1999年2月 |
代 表 者 |
小川廣幸 |
資 本 金 |
3億2,275万円 |
決 算 期 |
3月末 |
取 引 銀 行 |
みずほ銀行 仙台支店、三菱UFJ銀行 新橋支店・仙台中央支店、三井住友銀行 仙台支店、七十七銀行 宮町支店、荘内銀行 仙台支店、 |
事 業 内 容 |
微生物検査用具・機器の製造、販売 |
1999年
・マイクロバイオ株式会社として創立
・微生物迅速検出キット センシメディア(SensiMedia)と
装置バイオマティック20(Biomatic20)の製造販売開始
2000年
・中小企業創造活動促進法により認定
「呈色反応方式微生物検査用具と装置」及び
「ディジタル顕微鏡の開発とその微生物高速検出への応用」の両研究事業
2001年
・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)により
即効型地域コンソーシアム研究開発事業が採択
「ディジタル顕微鏡技術を応用した微生物検出装置の開発」
・仙台市泉区の21世紀プラザ研究センターに研究所・工場を開設
2002年
・経済産業局により即効型中小企業地域新生コンソーシアム研究開発事業が採択
「呈色反応モニター型微生物検出・同定システムの開発」
2003年
・食品産業センター(農林水産省)により「中小食品産業活性化技術開発支援事業」が採択
「ディジタル顕微鏡を用いた病原菌・低温細菌の迅速検出技術の開発」
・ビデオモニター型 微生物迅速検出装置 Biomatic VDCS の製造 販売開始
2004年
・文部科学省により知的クラスター事業が採択
「薬剤感受性試験の迅速定量分析システムの開発」
・ディジタル顕微鏡方式 微生物迅速検出装置 Biomatic DMCS S-12の製造販売開始
2005年
・仙台市知的クラスターフォローアップ助成事業に認定
「大量処理型 微生物迅速検出装置 開発事業」
・工場、研究所を仙台市泉区のインテリジェント・コスモス研究機構(ICRビル)に移転
・装置デモルームと東京本社を港区新橋に開設
2006年
・経営革新法により認定
・本社(本店)を仙台市泉区のインテリジェント・コスモス研究機構(ICRビル)に移転
・大量処理型 微生物迅速検出装置 Biomatic DMCS FA-100 の製造販売開始
2013年
・微生物迅速検出装置 Biomatic DMCS FA-100、S-12 を製造中止
・微生物迅速検出装置 MicroBio μ3D AutoScanner、AutoAnalyzer の製造販売開始
2014年
・装置デモルームと東京本社を廃止し、カスタマー サポート センターを港区新橋に開設
2015年
・創業者の代表取締役CEO社長(小川廣幸)が文部科学大臣より表彰