スーパーマーケットから購入したハンバーグをストマックしてフィルターをしないで試料にしています。
これで希釈系列を作成し、デソキシコレイト寒天培地に混釈して35℃で培養しています。
下図の試料は、約400個もの多数の肉片が共存する中で、わずか4個という少数E. coliのコロニーを検出して正確に計数できています。(保存データをさかのぼって目視で検証しています。)
目視検査では、少数のコロニーカウントのデータ(50以下など)は、信憑性がないので使用しないことになっていますが、全自動迅速微生物検出装置 MicroBio μ3D AutoScanner による計数は、食物残渣が多くてコロニーが数個でも正確に計数します。
11時間で大腸菌4個検出終了
24時間培養後のデソキシコレイト寒天培地画像 と コロニーカウントマーカー
デソキシコレイト寒天培地混釈法のハンバーガー混釈試料 第一画像