メンブレンフィルターを乗せた寒天培地シャーレをセットして、
スタートするだけです。
環境管理のために空中から菌を捕集したり、飲料中のカビや微生物を捕集するために、フィルターがよく用いられます。
このフィルターを寒天培地に乗せて培養して検査をすることが産業界ではよく実施されています。
寒天培地用 全自動 微生物 迅速検出装置 MicroBio μ3D のシステムを使用すれば速く確実に菌を検出することができます。
正確な検出と計数のため、フィルターは罫線のないものを推奨しています。
フィルター法による検出例を次に紹介します。
15SPC_FM_Bacillus_pumilus検出.mp4
第一画像 最終画像
目視では検出が困難なコロニーをミクロのレベルから培養しながら検出してカウントしますので、フィルターを使用した場合でも、全自動で速く正確に検出できます。
次は、φ60mmシャーレの寒天培地上にフィルターを乗せて検出した例です。
使用機器:MicroBio μ3D AutoScanner
試供菌株:E. coli (NBRC3974)
寒天培地:SCD寒天培地
試料形態:フィルター法
培養条件:35℃ 24時間培養
備 考 :菌の入った試料をフィルターでろ過し、このフィルターを検査した。
15時間目で検出した511cfuのコロニー カウントが確定している。
検査中でも下図のようなグラフと画像を各シャーレごとに表示させることができます。この試料の場合は、13時間目でコロニー数が確定しています。
24時間培養後 フィルター画像 |
計数マーカー |
---|---|
|
|