【微生物 性状特性試験】 検査対象菌について、培養温度やpHなどを振らせる特性試験を実施すると、その菌の至適増殖条件を知ることができます。

性状特性試験

微生物 性状特性試験 (Characterization) (センシメディア法)

センシメディア微生物迅速検出法によれば、微生物の増殖程度がグラフで容易に表示でき、把握できますので、培養温度やpH、塩分濃度や添加物濃度などを多段的に変えて増殖特性をグラフで表示させる特性試験(characterization) が比較的容易に実施できます。

 

 

耐熱性好酸性菌 Alicyclobaacillus acidoterrestris の 特性試験 (例)

 

オレンジジュースなどの品質問題を引き起こすこの菌は耐熱性で酸性で増殖します。このため、寒天培地では至適培養をすることが困難です。センシメディアは密閉型で高温度帯での培養も問題ありませんので、容易に性状を把握することができます。

 

ATCC組成の液体培地を使用した特性試験の結果は、次のようになります。
培養温度を 55℃、50℃、45℃、40℃ と変えていきますが、各温度で、 pH4.0(青)、pH4.35(茶)、pH4.7(薄紫)、pH5.2(緑)というように、パラメータを変化させて増殖の程度をグラフに表示させています。
下記のグラフから、この菌は50℃で、pH4.7のときが一番増殖が速いことが分かります。

 

Alicyclobaacillus acidoterrestris 55℃培養

 

Alicyclobaacillus acidoterrestris 50℃培養

 

Alicyclobaacillus acidoterrestris 45℃培養

 

Alicyclobaacillus acidoterrestris 40℃培養

 

 

 

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